社会科教育課程研究会 公式ブログ

社会科に関わる小・中・高・大の教員の研究会です。毎月第3土曜日に、都内各所で例会をやっています。

【予告】『実践社会科教育課程研究』第4号について

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、国の緊急事態宣言に伴った各都道府県の緊急事態措置がとられております。各学校におかれましても、休校等の対応に追われていることと拝察いたします。いまはただ、Stay Home、これを心掛けていきたいですね。

 

さて、機関誌『実践社会科教育課程研究』の発行について、何件もお問い合わせをいただいております。本誌は、多忙な学校現場の実情により、不定期刊行とさせていただいておりますが、だいたい1年に1冊ずつの刊行となっております。

第4号につきましては、正式(奥付)には2019年12月の刊行となっておりますが、事務局の本務多忙(新型コロナ対応等)により編集が遅れておりました。目下急ピッチで編集作業を進めておりますので、いましばらくお待ちください。

第4号のラインナップは、以下の通りです。

 

『実践社会科教育課程研究』第4号(2019年12月31日発行)

≪特集≫「社会的な見方・考え方」の諸相

中等教育学校における生徒の歴史的な見方・考え方に関する一考察-単元「日本の近代化」における生徒の回答の変化をふまえて-(須郷一史)

小学生の歴史に対する素朴イメージとジェンダーバイアス-過去の描写を用いて-(星瑞希 

新制中学校の基底カリキュラムにみる「社会的な見方・考え方」の変遷-『東京都中学校社会科教育課程』第1~3次案(1950~1955 年)を手掛かりに-(大木匡尚)

≪実践論文≫

オリエントを中心にした自国史と外国史の統一的把握-世界史Aの枠内における新科目「歴史総合」の部分的先行実践-(藤野明彦)

新科目「公共」をめぐる高等学校の教員の反応(坂口克彦)

 ≪資料研究≫

文献解題・森昭「現代哲学とカリキュラム」について(佐藤亨)

 ≪実践レポート≫

普通の都立高校の「国際化計画」-国際交流委員会活動を通してのユネスコスクール指導-(藤野明彦)

 ≪彙報・編集後記≫

 

また、本誌ご購入を希望される方のご連絡も多数寄せられておりますが、ご購入希望の方は実費負担(本誌印刷代がおよそ400円程度+送料)でお送りいたします。第4号およびバックナンバーのご購入に関しましては、第4号発行と同時にお知らせいたします。